カマカケハウ・フェルナンデス
「ハワイアンのこころと魂」を持ち合わせている人は誰かと聞かれれば、それはライアン・カマカケハウ・フェルナンデス（カマカ）と言える。アーカ ンソー州のリトルロックにアフリカン・アメリカンとして生まれた彼は、生後６週間でロビン・ナエオレに養子として迎えられ、ハワイのマウイ島に移 住。その後新しい家族とともにハワイで暮らし、ハワイの最も新しい才能あふれるアーティストの一人へと成長。
カマカが受けた教育は、ハワイの文化と音楽を愛する彼の気持ちに大きな
Read more…カマカが受けた教育は、ハワイの文化と音楽を愛する彼の気持ちに大きな影響を与える。ハワイ語で全ての教育を行うハワイアン・ランゲージ・イマー ジョン・プログラムを実施するクラ・カイアプニ、キング・ケカウリケ・ハイスクールで学び、ハワイ語は堪能。
ハワイの文化と言葉を学び、その中で生きてきた彼は、新たにウクレレとレオ・キ・エキ・エ（ハワイ独特のファルセット）の歌い方に魅せられる。 ２００３年には伝説のファルセット・シンガーが主催するファルセット・コンテスト（アロハ・フェスティバルの一部）に優勝し、その後はその歌声と ウクレレの演奏、そしてハワイアンのこころで観客を魅了。カマカは「わたしは自分の母、オハナ（家族）、そしてこの素晴らしい文化に浸りながら育 つことができ幸運でした。ハワイはわたしのこころと魂です」と語っている。
これまでのハワイ州でのパフォーマンスは、リッツ・カールトンをはじめ、カパルア・セレブレーション・オブ・ジ・アーツ、マウイ・アート・アン ド・カルチャーセンターのキャッスル・シアター、オアフ・ケイキ・フラ・フェスティバル、タヒチ・フェテ、グランド・ハイアット・カウアイ、そし てアメリカ本土や日本も含めて数えきれないほど多くの一流のステージでパフォーマンスを行っている。
カマカケハウは２００４年のアルバム「アロハ・フェスティバル・ファルセット・コンテスト優勝者ーVol.5」にもフィーチャーされており、彼の デビュー・ソロ・アルバム「ワヒ・マハロ」はハワイのグラミー賞と呼ばれるナホクハノハノ賞での受賞歴のあるデーブ・ツッカローネ氏のプロデュー スによるもの。同アルバムは２０１３年５月にナホクハノハノ賞「年間最優秀EP」を受賞。
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